水道水は、人の健康に直接影響を与えるため、常に繊細な維持管理が求められ、皆様が安心して水を使えるよう日々の運転管理を行っています。また、水道窓口業務におきましては、お客様に最大限のサービスを提供すると共に、地域に根ざしたパートナーシップを構築しています。

下水処理施設は環境を保全するために欠かすことのできない施設です。そのためには、いかに水質を浄化するかが重要であり、常に先を見越した運転管理と、それを支える万全の体制が必要です。長年にわたり積み重ねた運転管理実績・経験を活かし、地域の水環境を守ります。

人間が生活していくなかで、ごみは必ず排出されます。特に、ごみ焼却施設は、ごみを処理することが目的ですが、近年はリサイクルすることが時代の主流となっています。このような時代のニーズに即した柔軟な運転管理を行うことで、適正処理を行います。また、お客様を悩ますランニングコストを抑えるべく、徹底した合理化案を提案し、実践しています。

リサイクル施設はビンや缶等の不燃物ごみ、粗大ごみ等の大型ごみを処理し、資源化を行う施設であり、循環型社会の形成の一躍を担っています。限りある資源のリデュース、リユース、リサイクルのいわゆる３Ｒを促進し、効率よく、かつ安全に運転・維持管理を実施します。

最終処分場は、リユース、リサイクルが困難な廃棄物の減容化、無害化を図り、埋め立てを行う施設であり、発生する汚水は、浸出水処理施設で処理した後、自然に戻す必要があります。周辺の環境に影響を及ぼすことがないよう、臭気や放流水等の監視の下、廃棄物の適正な処分を行います。

バイオマス施設とは、生物由来の再生可能資源を使ってリサイクルする施設であり、地球温暖化をはじめ、エコや省エネルギーの観点から、近年、注目されています。家畜の糞尿や生ごみ、汚泥等を原料としたメタンガスによる発電施設の運転や汚泥を利用した燃料の製造等、再生可能エネルギーの生産に従事しています。

し尿処理施設や汚泥再生処理センターは様々な処理方式があり、多くの工程を経て、水が浄化される施設です。どのような処理方式の施設であっても確実に処理し、水質浄化に努めます。

放射線の研究等によって発生した放射性廃棄物を、周辺の環境に影響がないよう水処理や焼却処理し、運転管理を実施しています。放射性廃棄物は特殊な廃棄物のため、安全対策には万全の体制を整えています。

施設は、長年にわたり使用すると、劣化し、運転に支障が生じます。そのため、予防保全を前提とした定期的なメンテナンスが必要となります。専門のスタッフによる管理の下、確実な機能維持に努めています。

施設の管理で蓄積されたノウハウを活かし、多くの工事実績を有しています。機械器具設置工事、清掃施設工事等の設備に関連した工事や建築工事、解体工事等の事業を展開しています。

環境施設における作業環境の確保、施設が正常に稼働するための清掃をはじめ、解体工事前に必要な洗浄やダイオキシンの除染作業を実施しています。